
上顎前突(いわゆる出っ歯)のとはどのようなものでしょう。
下顎前突は、受け口とも呼ばれます。上顎に比べ下顎が大きい状態のことで不正咬合と判断される基準は、学校保健法によりと3歯以上が上下反対の咬合になっているものとされています。上下の前歯が、前後逆に噛んでいる場合は反対咬合といわれます。コンプレックスにつながることも多く、できれば早いうちからの治療が望ましいのですが、個人差が大きいため治療期間はばらつきがあります。大人になって矯正する場合は矯正治療で治せる場合と、外科手術によって治す場合があります。
遺伝的要因のほかとしては、口唇裂、口蓋裂、内分泌疾患などの病気や、舌の位置や大きさ、悪い癖が長く続いた場合など原因と考えられます。骨格性の下顎前突であるかどうかはセファロレントゲン写真と呼ばれる頭部エックス線規格写真によるセファロ分析で診断することができます。
下顎前突の歯並び矯正は早いほど有効です。小学生でも大丈夫ですが、幼稚園の時期でも問題はありません。乳歯のうちなら上顎乳歯列を拡大する矯正法が有効で、短い期間で簡単に治療 することも可能です。矯正歯科で治療が必要と診断された場合、歯並びの矯正にはチン・キャップと呼ばれる頭にかぶる矯正装置を用いるケースが多いようです。下顎の前突を防ぐためゴムの力で下顎を押さえその成長を抑制しようというものです。症状の目立つ方は、手術によって治療する場合もあります。後戻りを防ぐため矯正治療を半年から1年間くらい併用します。